椿オイルの保湿剤が人気！代表成分と日本人におすすめな理由

椿オイルに含まれる代表成分

椿オイルには複数の脂肪酸が含まれていますが、中でも一番多く含まれているのがオレイン酸です。ただし、椿オイルも種類や原産地、抽出法によってオレイン酸の含有量は異なります。椿オイルを購入する際は、オレイン酸の含有量やその他の配合成分もチェックすることをおすすめします。

・椿オイルの代表成分

（一価不飽和脂肪酸）

オレイン酸

パルミトレイン酸

イコセン酸

（飽和脂肪酸）

ステアリン酸

パルミチン酸

（多価不飽和脂肪酸）

リノール酸

リノレン酸

脂肪酸の種類とそれぞれの効果

椿オイルに含まれている脂肪酸の種類とそれぞれの肌への効果は次のとおりです。

• オレイン酸：オレイン酸は人間の皮膚にも含まれているため、肌に塗ったときに肌になじみやすいです。
• リノール酸：お肌を柔らかくし、メラニンを生成する酵素チロシナーゼを分解する働きがあります。メラニンの生成を抑えられるので美肌効果が期待できます。
• ステアリン酸：肌への刺激が少なく、殺菌効果が期待できます。

クレノア化粧品が販売するエモリエントゼリー（バーム）は、オレイン酸を80％以上含んだオイルを使用し、お肌のために厳選した成分を配合しています。オレイン酸を多く含む椿オイルをお探しの方は、ぜひお試しください。

椿オイルの特徴

椿オイルの主な特徴は次の3つです。

・オレイン酸が豊富に含まれている

オイルは水分量がないので化粧水や乳液と比較すると浸透力がないのが難点です。しかし、椿オイルに含まれているオレイン酸は肌にも含まれているため、肌に塗ったときに肌にしっかりとなじみベタつくこともありません。

・独特な匂いがない

100％植物由来のオイルには様々な種類があり、中には独特な匂いがあって肌につけることに抵抗を感じる場合もあります。椿オイルは匂いが少ないので、はじめて使う方も使いやすいでしょう。

・酸化しづらい

パラベンなどの防腐剤が入っていない化粧品は安心して使えますが、酸化しやすくなります。酸化してしまった化粧品を塗ると肌トラブルの原因になるので注意が必要です。椿オイルは天然オイルでも酸化しづらいので、最後まで安心して使えます。

椿油が日本人のお肌に合う理由

人間の肌質は住んでいる地域によって異なります。例えば、欧米人の皮膚は日本人と比較すると角質層が厚く、これは乾燥から皮膚を守るためと考えられています。日本の気候は高温多湿という特徴があるため、日本人の皮膚の皮脂腺は発達していて角質層は薄くなっています。そのため日本人の肌にこってりとしたオイル化粧品は合わないのです。

椿オイルは薄付きでも保湿効果が高いので、皮脂腺が発達している日本人の肌にぴったりといえるでしょう。