椿オイル化粧品ブランドがエモリエントを解説！おすすめの選び方

保湿剤とは

そもそも肌の乾燥とは、肌の水分と皮脂が不足している状態です。乾燥している時期や寒さ、加齢で新陳代謝が低下すると、水分が失われやすくなり肌が乾燥しやすくなります。保湿剤とは、水分蒸発を防ぐために皮脂膜を補強し、肌の乾燥を防ぐ外用剤のことです。

エモリエントとモイスチャライザーの違い

大きな違いは、主成分と効果です。

・エモリエント

主成分はトリグリセリド、スクワレン、ワックスエステル、脂肪酸、コレステロールなどです。これらの成分が肌のバリア機能を強化し、水分が蒸発するのを防ぎます。エモリエント製品はワセリン、亜鉛華軟膏、ラノリン、流動パラフィンなどがよく知られています。
エモリエントは皮膚を保護する効果が期待でき、配合されている成分がモイスチャライザーより少ないため低刺激で様々な箇所に使えます。

・モイスチャライザー

セラミド、ヘパリン類似物質、尿素などの保湿成分が配合されています。よく知られているモイスチャライザー製品といえば、ヒルドイド、ビーソフテン、ウレパール、パスタロンなどです。
保湿効果が期待できるため、アトピー性皮膚炎の改善にも効果が期待できるという報告もあります。ただし、皮膚を保護する効能はエモリエントより劣ります。

エモリエント製品の種類で選ぶ

エモリエント製品にはジェル、乳液、クリーム、オイル、バームなど、様々なタイプがあります。それぞれテクスチャーや使い心地が違うので、好みだけでなく季節に合わせて選ぶとよいでしょう。各種類の特徴は次のとおりです。

・ジェル

水分量が多くひんやりとした使い心地が特徴です。油分が少ないので、暑い時期やクリームのベタつきが苦手な方におすすめです。

・乳液

水分と油分のバランスがよく、保湿効果だけでなく肌を柔らかくする「柔軟作用」があります。ベタつきも少なくオールシーズン使えるのが魅力です。

・クリーム

乳液より油分が多く含まれているので、肌をしっかりと保護でき保湿効果も長く続きます。

・オイルやバーム

水分がほとんど含まれていないので、バリア機能が最も高いです。オイルは液状ですが、バームは固形に近くバターのような化粧品で唇や目元などにも使いやすいです。

配合成分を確認する

配合成分によっても効果が違ってきます。例えば、肌の乾燥が気になる方は保湿成分セラミドが配合されているもの、ニキビに悩まされている方はアルガンオイルが配合されたものを選んでみるとよいでしょう。

エモリエント製品をお探しなら、クレノア化粧品のエモリエントゼリー（バーム）をお試しください。オレイン酸を80％以上含んだ低温精製カメリアオイルを主成分とし、コメヌカ油、野菜油など厳選した成分を使用しているため、毎日のスキンケアにおすすめです。