【椿油でスキンケア】正しいスキンケアの順番・年齢別のケア

スキンケアの順番

スキンケア用品の使い方で最も大切なのは、洗顔、保湿成分の補給、栄養成分の補給、油分の補給、UVケアの順番に使うことです。洗顔後にいきなり乳液やオイルなどで油分の補給を行ってしまうと、保湿成分が肌に浸透していきません。乾燥しているのに脂っぽくなってしまうので、また洗顔して水分が失われるといった悪循環に陥ったり、ニキビの原因を作ってしまったりすることがあります。

洗顔したらすぐに化粧水

洗顔をすると汚れや古くなった角質と一緒に、肌をガードしている保湿成分や皮脂も一緒に流されてしまいます。そのため、洗顔後は速やかに化粧水で保湿成分を補うことが大切なのです。肌の新陳代謝が盛んな夜の時間帯に老廃物や皮脂が肌に溜まっているので、特に朝はしっかり洗顔して化粧水で保湿しましょう。

美容液やパックなどのスペシャルケア

美容液やパックなどのケアを行う場合には、化粧水の後に使用します。肌トラブルが気になる部位への保湿や美白といったケアも、このタイミングで使用します。

乳液で整える

通常、水と油は分離する性質を持っていますが、乳液は油分と保湿成分の両方を含んでおり、いわゆる乳化の状態にあるスキンケア用品です。乳液の保湿成分はスペシャルケアを安定させ、肌に必要な油分を補う効果が期待できます。

仕上げはクリームやバームでガード

クリームやバームは乳液よりも油分の割合が高く、スキンケアの有効成分を肌に閉じ込め、紫外線や暑さ寒さ、乾燥などからお肌をガードする役割をします。紫外線の強い季節の朝のケアでは、UVカットの成分が入ったものを選ぶとよいでしょう。椿油には紫外線（UV-B）を通さない性質があり、仕上げのスキンケアに最適です。

20代の肌の悩みは、スキンケアの基本を守って解消

就職したり、結婚したり、初めての大きな変化が連続して起こりやすい年代の20代。どうしても、ホルモンバランスが揺らいでしまったり、ストレスや睡眠不足、食生活の乱れで皮脂の調整が乱れたりして、ニキビなどの吹き出物が出やすい時期だといえるでしょう。

新陳代謝がよいこの年代では、特に寝る前には必ずメイクを落とし、朝もしっかり洗顔して、基本的なスキンケアを欠かさないようにすることが大切です。化粧水だけで済ますという方もいるかもしれませんが、新陳代謝がよくても乾燥はお肌の大敵です。油分も含んだ乳液やクリーム、バームで肌をガードしてあげましょう。

30代から40代前半は、しっかり補うスキンケアを

徐々に肌のハリが失われてキメが粗くなり、毛穴が目立ってしまう30代から40代前半は、皮脂腺からの皮脂の分泌も減ってしまい、汗腺の働きも弱くなります。そのため、肌のガード機能が弱まり乾燥しやすくなってしまうのです。

この年代では、化粧水や美容液、乳液、クリーム、バームなどで必要な成分を補い、水分やハリが失われないようにガードするスキンケアが重要になります。クレンジングの際に肌の大切な成分まで根こそぎ洗い流さないように、潤いを保てるクリームタイプのクレンジングがおすすめです。

40代後半から50代は本格的なスキンケアにシフトチェンジ

ホルモンバランスが大きく変化するこの時期は、公私共に最も忙しいためストレスを感じやすく、睡眠時間も最も短くなってしまう時期だといわれています。さらに乾燥しやすくなり、シミやシワ、たるみなどに悩むことも多いでしょう。

40代後半から50代は、これまでのスキンケアを見直し、本格的なお手入れにシフトチェンジをしなければならない時期だといえます。

乾燥対策では、化粧水をしっかりつけて、高保湿成分が含まれる美容液やパックを定期的に行い、乾燥予防のクリームやバームなどの油分でガードすることも大切です。紫外線はお肌の老化を進めますので、朝のスキンケアでは1年中UVカットの製品を使いましょう。